織り込み済みの争乱
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株探編集部からのお手紙 2020年1月11日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - CONTENTS - 今週のお手紙 今週の注目記事×2 配当利回り“3%超”の最高益銘柄に注目 ゼロから始める『株探』の歩き方 今週の株探人気記事ランキング 2020年「新年特集」のお知らせ プロフィール登録のお願い 今週末配信の「株探」おすすめ記事 ―――――――――――――――――― 株探太郎さま おはようございます。 株探編集部です。 2020年が始まってはや10日。 その間に、米国とイランの対立激化を受けた急落と、緊張緩和による急反騰がありました。 日経平均株価の2019年終値は2万3656円。 年が明けて迎えた大発会の1月6日に451円安と急落し、翌日から370円高、370円安、535円高と乱高下の末に、週末10日は110円高の2万3850円と、“往って来い”どころか昨年終値を上回っています。 東京株式市場の新年は、お屠蘇気分にひたるどころではない緊張感にあふれたものだったと言えるでしょう。 もっとも、市場関係者にはイラン情勢を深刻視する向きは多くありませんでした。 イランと米国の憎悪に満ちた関係は今に始まったものではなく、直接的には1979年のイラン革命、遠因まで含めれば1953年に石油国有化を成し遂げたモサデグ政権を倒したクーデターに行き着きます。 あまりにも長い対立は、対立する両者の間に、対立が深刻であるがゆえの不思議な均衡を築きます。 米国と北朝鮮は、数十年にわたって対立し罵り合いを続けていますが、決して暴発には至りません。日本近海にミサイルを撃ち込み続ける行為は、通常の国家であればとんでもない暴挙です。ところがこと北朝鮮に限っては、それが排他的経済水域外に着弾する限り、暴発ではなく“抑制された行動”と見なされます。 イランとの関係も同じと言えるでしょう。 イランはイラクの米軍基地に向けてミサイルを発射する前に、米国に事前通告を行っていたと伝えられています。また、着弾点を人のいない格納庫とすることで、米軍に人的被害がでることを避けたとの見方が広がっています。司令官を爆殺し、基地にミサイルを撃ち込み、互いの指導者が全世界の見守る中で罵り合いながら、そこにこれ以上は対立を激化させないとのメッセージが込められている。 年末年始に繰り広げられたのはそういうゲームなのです。 もう一つの重要な要素は、2019年に米国が石油の純輸出国に転じていることです。 シェール革命により米国が中東の石油に依存する割合は急低下し、その中東政策も完全に姿を変えています。 米国にはもはや、石油のために中東で軍事行動を起こす理由がありません。 イラン情勢をめぐっては、今後も多くのニュースが伝えられ、あらゆる言説がネット上を駆け巡るでしょう。 しかし、それらはもはやマーケットには織り込み済みの情報となっています。 マーケットの視線は既に、もっと先に向かっています。 最高値を更新し続ける米国株の行方と、今月後半から始まる決算発表集中シーズンで明らかになる日本企業の業績動向がこれからの注目点でしょう。 惑わされないようにしたいものです。 ―――――――――――――――――― ☆今週の注目記事☆ ―――――――――――――――――― 好きなことに没頭していたら、 資産が6倍・約2億円になったワケとは ―――――――――――――――――― 【すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技 合金さんの場合】 ◇第1回◇ 実際はFカップなのに、見かけはAカップみたいな株が好き――。こんなキャッチフレーズを使って自身の投資の特徴を表現するのが、今回紹介する40代の合金さん(ハンドルネーム)です。 メディア初登場の投資家さんなので、事前の情報は本人が提供してくれたパワポの資料のみ。そこには、冒頭のフレーズをイメージする画像も貼られていました。正直に言っちゃいます。取材を始める前までは、果たしてこの人は記事にできるのだろうかと、ドン引き状態でした。 しか~し、時間が経つに連れ、ドン引きから前のめりになって話を聞くことに。冒頭のたとえは、いわゆる隠れお宝銘柄を探す戦略を、合金さんならではのユニークなフレーズにしたもの。株式市場は美人投票ですが、合金さんが目を奪われるのは、パッと見では多くの人がスルーしてしまうような銘柄なんです。 そんな“みんなのスルー銘柄”の中から、隠れた魅力を探し出すことに喜びを感じるとご本人は話します。その調べ方はともかく徹底していて、それこそ丸裸にするようなものです。 その具体的な内容や、最近始めた不動産投資で最初の投資先を保育施設にした理由など、合金さんの投資哲学・手法を4回にわたって、我が編集部も丸裸にしていきます。 初回は、できればスルーしたい「継続企業の前提」に疑問符が付いた銘柄です。合金さんは様々な角度から調査し、なんとIR(投資家向け広報)部門には当時の社長とそのお兄さんの関係まで質問したそうです。そこまでするかという目の付け所や考え方には、一読する価値はあります! 詳しい内容は、『株探』プレミアムに登録してご覧ください。 ▼合金さんの場合-第1回 「メディア初登場、好きなことに没頭していたら、資産が6倍・約2億円になったワケとは」 ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202001100759 【すご腕投資家さんに聞く「銘柄選び」の技】 投資上手の人はどんなふうにして銘柄を選ぶのか。また買い時や売り時はどのようにして判断しているのか。株で1億円以上を稼いでいるような「すご腕投資家」の実例をそのノウハウとともに紹介します。 ⇒ バックナンバーはこちら! ※「株探プレミアム」はワンランク上の情報を提供する有料サービスです。 プレミアム会員の方はログインしてからお読みください。 プレミアム会員以外の方は、最初の1ページ目は無料でご覧いただけます。 ―――――――――――――――――― ☆今週の注目記事☆その2 ―――――――――――――――――― 米・イラン情勢が緊迫化、 中東有事の備えで注目は2つの感応度 ―――――――――――――――――― 【大川智宏の「日本株・数字で徹底診断!」】 ◇第32回◇ 年明けも早々に、米国とイランの間で軍事的な緊張が一気に高まっています。米軍によるイラン司令官の殺害に対し、イラン側も米軍基地へのミサイル攻撃で報復しました。トランプ米大統領は1月中旬に弾劾裁判を控えていることを考えると、裁判への関心を逸らすためにイランに対して強硬姿勢を強め事態が泥沼化していく恐れがあります。 起きてほしくない中東有事の際に備えて、日本株投資家はどのような対策を考えておけばいいのでしょうか。それが今回のテーマです。記事は1990年に勃発した湾岸戦争の際に、日本株・米国株・ドル円そして原油マーケットがどのように動いたのかを定量分析し、戦略を考案しました。 注目したのは日本株と2つの指標の感応度(相関)です。中東といえば産油国なので、2つのうちの1つは原油価格です。もう1つは記事をご覧になってください。記事では、2つの感応度を高低で4つ組み合わせて分析したところ、有事の際の特徴が見つかりました。 それを参考に、中東リスクの高まりの際に耐性を持ちそうな銘柄と、影響を受ける可能性のある銘柄を、それぞれ20銘柄ずつピックアップしています。詳しくは株探プレミアムに登録して、ご検証ください。 ▼第32回「米・イラン緊張高まる、備えで注目は2つの感応度」 ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202001080362 【大川智宏の「日本株・数字で徹底診断!」】 智剣・Oskarグループの主席ストラテジストである大川智宏が、日本株の行方をクオンツと呼ばれる金融工学の手法を駆使して診断します。 ⇒ バックナンバーはこちら! ※「株探プレミアム」はワンランク上の情報を提供する有料サービスです。 プレミアム会員の方はログインしてからお読みください。 プレミアム会員以外の方は、最初の1ページ目は無料でご覧いただけます。 ―――――――――――――――――― 配当利回り“3%超”の最高益銘柄に注目 13日19時30分に第2弾をリリース! ―――――――――――――――――― 好調な業績を背景に積み上がった手元資金を活用し、株主還元を強化する企業が多くみられます。新年最初の成長株特集では、配当利回りが3%を超え、かつ今期に経常利益が過去最高を見込む企業を紹介します。 9日に配信した「配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第1弾〕」は時価総額400億円以上の銘柄を対象に選出しました。時価総額50億円以上400億円未満を対象とする「第2弾」は13日(月・祝日)19時30分に配信する予定です。 ▼配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第1弾〕27社選出 ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202001090915 正月休み期間中の新年特別企画で、成長株特集から次の3本を配信し、いずれも大変ご好評をいただきました。まだお読みになっていない方はこちらをどうぞ。 ☆初夢乗せる、上方修正【大予想】 ☆2020年【業績最強株】候補リスト ☆2020年の利益成長“青天井”ばく進、有力株リスト ※この特集記事はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。 ―――――――――――――――――― -株探ユーザーの【バイブル】- 横山利香のゼロから始める「株探」の歩き方 ―――――――――――――――――― 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香さんによる、株探の世界を隈なく探索するための実践ガイドの連載です。 今回から株価の変動要因となる「ニュース」、いわゆる材料との向き合い方を探っていきます。 最近はあまり聞かなくなりましたが、昔、市場では「早耳」という言葉が使われたものです。人に知られていない情報をいち早く手に入れることに大きな価値があった時代です。 現在ではさまざまな、それも大量の情報がほぼ一斉に投資家の手元に届くようになりました。ただ、それだけに、効率的な情報収集の方法、株価に与える材料の影響の大きさの見極めなど、個人に求められるスキルも複雑さを増しています。 こうした情報の中でも特に個人投資家の関心が高いのが決算関連のニュースです。今回はその読み方について、決算発表前に確認すべきポイントと流れを整理しながら丁寧に解説していきます。 横山さんのわかりやすい解説で、あなたも“株探の達人”に! ☆最新記事(12月27日公開) ▼「(11)決算発表予定前に確認したいニュースと数字、株価いろいろ」 ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201912270240 ★前シリーズも読めます★ ⇒ バックナンバーはこちら! ※当連載はフリーコンテンツです。どなた様もご覧いただけます。 ―――――――――――――――――― ◇今週の株探人気記事ランキング!◇ ―――――――――――――――――― ※1月10日昼頃集計/PC・スマホ合計 今週は、19年12月31日昼から20年1月10日昼までの人気記事ランキングをお届けします! 新年お年玉「中小型材料株」有望テーマで探す大化け候補“特選7銘柄” <新春特別企画> 北浜流一郎が斬る!子年「有望株!」 <新春お年玉企画> 杉村富生が斬る! 子年「有望株!」 <新春お年玉企画> 2020年の利益成長“青天井”ばく進、有力株リスト <新春特別企画> 初夢乗せる、上方修正【大予想】 37社選出 <新春特別企画> 今週の詳しい動向は、土曜朝06時30分配信の【今週読まれた記事】でもご紹介しています。 併せてご覧ください! ▼[PC]1月11日の市場ニュース[特集](一覧の下にあります) ⇒ https://kabutan.jp/news/marketnews/?category=5&date=20200111 ▼[スマホ]市場ニュース[特集] ⇒ https://s.kabutan.jp/market_news/?category_org_id=5 ―――――――――――――――――― ――読み忘れはありませんか? ■2020年「新春特集」のお知らせ■ ―――――――――――――――――― 今年のお正月はいかがでしたか? 大納会から大発会までの6日間、たっぷり英気を養えたでしょうか。 さて、今週の人気記事ランキング、上位5本すべてが「新春特集」の記事でした。お休み中、たくさんの方にご覧いただき、誠にありがとうございました! 上には出てきませんでしたが、豪華執筆陣の「斬る!子年『有望株!』」シリーズ、おなじみ横山利香さんの「『有望成長株』発掘のために知っておきたい3つの法則」、富田隆弥さんの「チャート倶楽部2020スペシャル」、minkabu PRESS・山岡和雅編集長の「“3つのキーワード”で読む2020年為替相場」「【仮想通貨2020】再びのビットコインバブルはあるのか?」の2本立て…などなど、他にもたくさんの「新春特集」にも多くのアクセスをいただきました。「あ、そういえば読んでない…!」なんて記事もあるかもしれません。どうぞ、読み漏らしのないよう最終チェックしてくださいね! 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